京セラドキュメントソリューションズ様の大阪本社敷地内に「ナレッジプラス東京 (2019.10) 」に続いて計画されました。
リソースやサービスの情報受発信の場として、新たなビジネスの価値を創造する新拠点となります。
ニューノーマル時代のビジネスへの対応をさらに加速・進化させるため、コロナ禍中において刻々と変わる情勢を踏まえつつ、1対1・複数対複数のディスカッション、テーマ別セミナー、オンライン活用のスタジオとして、変化するニーズやシーンに対応できる可変的、開放的な空間が求められました。
ポストコロナの時代、働き方においても時間や距離の壁を越えたニューノーマルな世界へと大きくゲームチェンジしたことを踏まえ、従来の形にとらわれない新たなビジネスチャンスの創出をサポートするショールームのあり方を目指しました。
倉庫として使われていた既存社屋内区画を改修したエリアと、新築されたエントランスエリアの2つで構成されています。
外部環境との接点が少ない元倉庫エリアは、長時間滞在時にも心地よくゲストに過ごして頂けるよう「揺らぎと香りのおもてなし」として国産材の杉・桧(不燃加工材)をふんだんに用いています。
デジタルやオンラインの強みや製品のクオリティを伝える場に、根源的な心地よさをもつ有機的な素材を与えることで、空間全体の快適度をバランスさせています。
所在地:大阪市中央区玉造1-2-37
工事種別:新装
用途:ショウルーム
面積:431.24㎡/130.45坪
竣工:2021.04
設計:SWING/金山大, 小田陽子
照明計画:ウシオライティング
施工:大成建設
ウェブサイト:KYOCERA KnowledgePlace OSAKA