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CASE STUDY/八尾市木造オフィスプロジェクト

// 2024.Oct.30

CASE STUDY/八尾市木造オフィスプロジェクト

// 2024.Oct.30

大阪府八尾市にて、某企業様の本社屋プロジェクトが進んでいます。

大阪市内にある業務拠点を一つにまとめ、本社工場がある八尾市へ移転するタイミングで私たちにご相談を頂きました。

産業廃棄物処理を業とする企業様からは、キックオフ会議の際、廃棄物に対する意識やビジョンのお話しを聞かせていただきました。最終埋立処分場の延命化を図るためにも産業廃棄物を極力削減し、再生処理やリサイクル、再資源化に対するアプローチを積極的に行われていることなど、建築に携わる者としても自分事として心にささる内容でした。

本社屋を建てるにあたり、建築の再資源化や低炭素化へのアプローチとしても私たちが得意とする国産材木造建築へのご関心が高く、手掛けたdocomoshop2プロジェクトなどの取り組みに深く共感をいただきました。

本社屋という利用者の限られがちな閉じた性質のビルディングタイプではありますが、木の空間のもつ心地よさを多くの人に感じて頂くために、執務空間だけではない用途を曖昧にしたフリースペースやホールも設け、開かれた木造オフィスとして活用いただけるようクライアントとディスカッションを重ねています。

竣工は再来年初春を目指し、計画が進んでいます。

Kanayama

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