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大阪市内にある開院35年を迎えた医院の大規模改修工事です。

新たに不妊治療のクリニックを設置するにあたり、増築・建替・改築など、様々な方向性を探ることから作業は始まりました。
(詳しくはジャーナルの記事にて「医院の大規模改修~お困りごとの相談から~」



計画は紆余曲折を経て「既存建物2棟をリノベーションする」方法がもっとも合理的にまとまる、という結論に至りました。

・ 全体の機能が既存の建物内に収まるのか
・ 目的が違う各科の患者さんの受付をどうするか
・ 新旧2棟の配置から、それらの導線をどのように処理するのか
・ メンテナンスが必要な外装や設備はどのタイミングで工事できるのか
など、大まかな方針が決まった後も細かな調整は続きました。

並行して、インテリアの計画も時間を取って話し合いました。
先生が掲げておられる患者さん「ひとりひとり」に寄り添える病院として相応しい優しく落ち着ける空間となるよう、木目と間接照明を基調としたインテリアでまとめています。

こうして出来上がった空間が、少しでも患者さんを緊張から解き放ち、リラックスして治療に臨まれるためのお手伝いとなっていれば幸いです。

所在地:大阪市阿倍野区

工事種別: 改装工事

用途:病院

延床面積:585.49㎡/177.20坪

竣工:2022.02

ウェブサイト:奥野病院

 

設計:SWING/小泉宙生,小田陽子

照明計画:ウシオライティング株式会社 / 松川龍史

施工:株式会社エム・オー・メディカル

写真:平井美行

ウェブサイト:奥野病院

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