鳥居町の家
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1階は堅牢な鉄筋コンクリート造、2階は軽快な木造としました。
それぞれの構造の良いところを活かし、高揚感がありながらも過ごしやすい住まいを目指しました。柱・梁には国産材の吉野杉を天然乾燥させて使用しています。

敷地は道路面から3メートル上がっており、ガレージのレベルを少し下げることでスロープの面積を減らす工夫をしています。

東西に長い平面計画とし、深い軒を出すことで、角度が高い夏の日射は遮蔽し、低い冬の日射は建物の奥まで取り込み、自然の恵みを最大限得られるようにしています。
そして窓際の床はタイル張りとすることで、冬場の日射を蓄熱させて暖かな陽だまりを生み出します。

設備面では、蓄熱式床暖房を採用。深夜電力で暖めた石張りの床の熱を日中放熱することで、じわじわと室内を暖めています。
また、1階の鉄筋コンクリート部分は外断熱とし、熱容量の大きな(温まりにくく、冷めにくい)構造体はすべて蓄熱体として機能させ、室内の温度変化が緩やかになるようにしています。

外壁に焼杉を採用したことで、モダンな形状ながらも優しい質感となっています。また、上下階で仕上げを変えることにより、ヴォリューム感を抑えるようにしています。

所在地:三重県津市

工事種別:新築

用途:併用住宅

構造・規模:木造+WRC造/2階建て

延床面積:延床面積497.65㎡/150.24坪

竣工:2015.07

 

設計:SWING/小泉宙生

写真:Stirling Elmendorf Photography

受賞:第35回三重県建築賞 住宅部門 入選

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