御堂筋本町駅すぐ、スターバックスコーヒー本町店が入る東芝本町ビル8階280坪に「起業がしやすい世の中を創り、起業のすそ野を広げることでイノベーションが生まれやすい環境を創る」をコンセプトに、コワーキング&シェアオフィスの空間設計をご要望頂きました。
シェアオフィスエリアは、1名~最大16名までの様々な形状からなる40の個室と、30席の固定デスクエリアで構成されたスペース。コワーキングエリアは、100席のフリー席を備え、クローズドなミーティングルーム(5~8名用、3部屋)やコミュニケーションの活性を狙った様々な席レイアウトを希望されました。
年間100回以上のセミナー、起業家、大企業、教育機関、金融機関、行政など、様々な人との人脈づくりができるような交流会など、多岐にわたるプログラムに対応できるフレキシブルなメインスペースをどのように形づくるかが設計のポイントとなりました。
名前の由来となった「village(村)」の要素をデザインとして解体し、参加メンバーの皆さんでゼロから創り上げていく未完成のワクワク感やポジティブな雰囲気をベースに空間デザインを構成しました。
セミナーエリア・レセプションは、木毛セメント板、OSB、構造用合板、モルタル、むき出しの躯体面、エイジングされた古材、プラスターボード素地など、下地のニュアンスをとどめた壁で構成されています。
50名、100名と規模に応じて間仕切れるセミナーゾーンは、fabricscapeさんご協力のもと、施設ロゴの3カラーをグラデーションで多色展開したオーガンジーカーテンでゾーニングしました。
所在地:大阪市中央区本町
工事種別:新装
用途:コワーキング&シェアオフィス
面積:280坪
竣工:2018.03
施工:株式会社渋谷
家具:株式会社キノシタ
カーテン:fabricscape
写真:冨田英次
クライアント:株式会社MJE
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