次の目的地は、大阪市内のインテリアショップさんへ。
まずは、アルフレックスOSAKA/モルテーニOSAKA へご訪問。ご担当の市村さんには何かとご協力頂いておりますが、JIA活動でも本件の趣旨にご賛同いただき、shopへ置かせてもらえることになりました。
ただ、お店のこれまでの運用上、店頭での媒体露出が難しいとのことでスタッフさんへの配布と、興味をもって頂いたお客様への配布という形になりました。
雑談を交えつつshop内をウロウロしていたところ、マレンコを見つけました。
僕の中でマレンコといえば麻の生成りがスタンダードですが、シックなカラーリングにも違った魅力を再発見。
マレンコは僕が学生の頃、小篠邸 リビングでのワンシーンで強烈に印象付けられた記憶があり、今もほしいソファの一つです。
(もちろん1シーターでね)
その後、階を降りてモルテーニ floorへ
ヴィンセント・ヴァン・ドゥイセン設計の店内は、いつ訪れても本当に心地よい空間。
いわゆるショールーム的な「商品を展示する」感覚とは違い、空間全体で大きな邸宅に招かれたようなゆったりとリラックスした雰囲気を醸成しています。
御堂筋側に配置されたDADAのキッチン空間も石や木の自然素材がふんだんに使われ、贅沢とは趣を異にする豊かさが表現されています。
モルテーニ大阪は、中央の小さな中庭を軸に各シーンが構成されていて、プランニング的にも大いに参考になります。(5mm目地に徹底的にこだわったディテールにも唸らされつつ・・) ~ 市村さん、ご案内頂きありがとうございました ~
夕方になり、次の目的地 アクタス心斎橋店 へ。
大阪市内(といっても西の端っこ)で仕事をしていますが、あまり縁のない心斎橋エリア。
リニューアルした心斎橋PARCOをはじめ街のダイナミックな変容に目が廻るようでした。場の記憶に無頓着な都会というシステムは、人間の中に残っている生物としての自然性と真っ向から対立している気がするのは僕だけではないと思います。
場所性がどんどん記号化し希薄になっていく危うさが、直観的に居心地の悪さを感じる理由なのではと感じました。
と、ブツクサいいながら楽しげなアクタス店内へ。
2階のキッチンエリア「ポーゲンポール/ポリフォーム」にて、ご担当の村山さんと久しぶりにお会いしました。
村山さんは過去に「鳥居町の家」のポーゲンポールキッチンでたいへんお世話になった御担当者さん。ご自身も建築やインテリアにとても造詣の深い方で、趣味の海外建築視察旅行の話に華が咲きました。
広報誌 tableも目立つ場所を色々と考えて下さり、ありがたいかぎり。。
アクタスさんの後は、サンワカンパニーさんや設計を手掛けたコモンルーム梅田さん、billageOSAKAさんへも立ち寄り、配布させて頂きました。
僕のJIA近畿支部広報活動のための行脚も、これでひとまず完了。
他にも関西の様々な場所でふと目にふれる機会もあるかと思います。(配布場所はJIA近畿支部のHPに掲載予定)
また、ご興味のある方はSWINGオフィスにも在庫がありますので、気軽にお立ち寄りください。
では。
Kanayama