弊社で設計させて頂いたドコモショップが林業白書に掲載されたことに前後して、この頃は地域産材の活用に関してお話ししたり相談を受けることが多くなってきました。
そんな中、一般社団法人高知県木材協会さまよりお声がけ頂き、高知県産材である「土佐材」の視察に行ってきました。
土佐の豊富な杉・桧の魅力を目の当たりにしてきました。
現地では設計者の目線から色々とディスカッションし、いくつか要望もお伝えしてきました。ひとつでも実現すると嬉しいです。
2日間の日程で、各種製材工場・木工所などに加え、土佐の漆喰メーカーである「田中石灰工業」さん、土佐和紙のメーカー「モリシカ」さんなど、木材以外の高知県の素材メーカーさんも訪れました。
その際の動画が公開されましたので掲載します。
関西を拠点に活動していることもあり吉野材を使うことが多い我々ですが、こうして他の産地の状況を見て回ることで、それぞれの産地の特徴や問題点などが浮き彫りになってくるように思います。
素材生産の現場に直接出向き、生産者と顔を合わせて会話することの大切さをあらためて感じました。生産者の想い・工夫・努力などがダイレクトに伝わってきます。これからも気になる生産者のもとにはどんどん出かけていきたいです。
ご案内頂いた関係者の皆様、ありがとうございました。
Koizumi