「東岸和田の住宅」担当の草間です。
私たちが設計・監理をしていた新築の木造住宅が昨年末に竣工しました。
大きなデッキスペースと木の温もりのある住まいです。
竣工写真はこちらから
東岸和田の住宅

木の温もりを感じられ、耐震等級3相当のこちらの住宅の構造材は、「MOKスクール2024和歌山ツアー」で訪れた山長商店さんの厳しい品質チェックが行われた紀州材を使いました。
『MOKスクール和歌山ツアー』
1F・2Fともに天井を貼らない構造現し部分が多いため、山長商店さんの徹底した品質管理がされた材をどこへ使うか決めるべく、木配りをしに山長商店さんへ伺いました。
現場を担当したのは今回が初めてであり、上棟立ち合いの際、それまで図面だったもの、単一の材でしかなかったものたちが合わさり、「住宅」へとカタチを変えていく瞬間を目の当たりにしました。
人の記憶というものは、空間と共に形成されるようです。
これからこの住まいを中心に、住まい手の人生・物語が刻まれてゆくのです。
私たちの仕事は、多くの人の人生・物語に触れ続けるということを現場を通じて改めて認識できました。
それはとても光栄で喜ばしいことであると同時に、少し怖さもあります。
だからこそ、新しい情報を学び・多くの人と意見を交え、より良いものを作るため、今年もMOKスクールへ参加します。
P.S.
現場帰りに近くのラーメン屋「麺屋 北野」さんへ行きました。
ご飯も唐揚げも食べられて大満足です。
